ロック装置があるコインパーキングのデメリット・よくあるトラブルとは?

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コインパーキングの管理方式にはいくつかの種類があります。小中規模の駐車場の多くに搭載されたのが「ロック方式」と呼ばれるものです。今回はロック装置があるコインパーキングのデメリットや良くあるトラブル、現在行われている改善策に関して解説します。

■ロック版の仕組みや車の停め方

ロック方式は、駐車するとセンサーが反応してロック装置が上昇し車体を動かすことができなくなり、その状態で基本料金を精算した場合に限り、ロック装置が下がり、出庫可能になるというシステムです。

ロック方式が普及する前は、駐車場の入口ゲートで入庫時に駐車券が発券され、出口ゲートで駐車券を使って精算して出庫する「ゲート式」が普通でした。ロック方式が開発・販売されると、処理が簡略で車がスムースに流れるこの方式が一気に普及しました。 しかしながらこの方式にはいくつかのデメリットがあります。以下そのデメリットをお伝えします。

■ロック方式のデメリットとは?

●デメリット1.駐車がしづらい場合がある

ロック装置がある車室内には凹凸が存在します。利用者の運転技術や車室スペース・車路スペース次第では駐車がしづらい場合があり、利用者にとって快適ではありません。
また、ベビーカー・車椅子利用の方にとって、ロック装置の凹凸は転倒の原因になる場合があります。

●デメリット2. 車のボディを傷つける恐れがある

運転技術に自信のないドライバーの場合、ロック装置の設備そのものが「ぶつけたらどうしよう」という不安材料です。

また、この方式では、精算から一定の時間内に出庫しないと再びロック装置が上昇します。料金の精算後に車内で電話していて、ロック装置が上がったことに気付かず発車してしまうと車体には当然傷が残ります。

●デメリット3. 不正駐車が行われることもある

不正に利用されやすいのもロック方式の弱点です。ロック装置に当たらないように駐車して利用し、料金を支払わず逃走するというロック方式の悪用はオーナー様にとって頭の痛い問題です。

●デメリット4. 機器がトラブル原因に

なにかしらの事情によってロック装置が故障、停電により動作しないことで、料金を支払うことができないケースもあります。

■ロックレス方式のメリットとは?

最近のコインパーキングで採用されることの多いロックレスパーキング方式は、カメラやセンサーで車のナンバーを認識して管理・精算するシステムです。ロックレス方式なら上記のトラブルは発生しません。さらに特筆すべきは、以下のメリットがある点です。

●その1 駐車が安心して行える

ロック装置がないため、運転技術が未熟でもストレスなく安心して駐車できます。 そのため、故障や停電などで、精算・出庫できないというトラブルを防ぐことができます。

●その2 車の乗り降りが楽

ロック装置の凹凸が原因の転倒がなくなります。ベビーカー・車椅子利用の方も以前より利用しやすくなります。

●その3 大切な車を傷つけない

ロック装置がないことで、ロック装置の接触や予期せぬ上昇で車に傷が付く心配がなくなります。

●その4 利用者マナー向上

場内では常時カメラ映像が映し出されているので、利用者のマナーは必然的に向上します。

●その5 トラブル・不審者の減少

カメラシステムで車両管理・精算を行なっているので、同時に不審者の監視も行われます。また、実際の映像を駐車場内で映すことにより利用者の緊張感が高まり事故トラブルは減少、利用者以外の不審な立ち入りが減り、健全な環境が形成されます。

●その6 いつも清潔で静かな駐車場に

防犯・監視カメラシステムにより、ゴミの不法投棄や壁の落書き等が軽減。ロック装置の作動音が原因の騒音トラブルが発生しません。

■ロックレス方式で駐車場に増えた安心

ユアー・パーキングでは運営するコインパーキングのロックレス化を推進しています。このシステムの採用で利用者の不便さが解消され、場内で発生するトラブルが大幅に減少し結果として稼働率が上がります。

ロックレス方式のコインパーキング経営にご興味をお持ちの土地オーナー様はぜひ声をおかけください。オーナー様の所有される土地に合わせてご希望に添ったご提案をさせていただきます。

 

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